シンガポール航空(SQ、以下SIAと略します)は、成田国際空港に最新鋭の超大型機「エアバスA380-800」を就航させる方針を発表しました。すでにシドニー、ロンドンへの定期運航を行っていますが、アジアの都市へは初めて。
SQ636 SIN2340~NRT0730+1
SQ637 NRT1130~SIN1735
(機材は5月18日シンガポール発までB744、5月20日夜シンガポール発からエアバス380。
SIAスイート/スーパーファーストクラス12席、ビジネスクラス60席、エコノミークラス399席)
5月20日は、前日のシンガポール発を約1時間遅らせた特別運航で、成田開港30周年の記念すべき日となった就航を祝います。
SQ636 SIN0040~NRT0830
SQ637 NRT1300~SIN1905
(機材はエアバス380)
日本発のSIA格安航空券で東南・西南アジア諸都市や欧州へ向かわれるビジネスマンやバックパッカーも使う機会が多く、特にSQ636便は知名度が高いだけに、従来のB744よりもエコノミークラスの席数を増やしたエアバス380の投入で、予約が取りやすくなることが期待されています。
SIAも「エコノミークラスの運賃はこれまで通り、季節的需要や市場要因に応じた競争力ある価格でご提供します」と説明しており、要注目です。
《同時に追加燃料費の引き上げも》
ただ、4月1日以降の追加燃料費については原油価格の$100突破を受けて、引き上げられます。シンガポール、バンコクと日本を結ぶフライトは、片道あたり$75が$80(8,000円)に。シンガポールから東南アジア諸都市(バンコク~シンガポール含む)は、片道あたり$26が$30(3,000円)になります。3月26日発券分から適用なので、既に予約をお持ちの方は発券されたほうがお得になります。