2007年7月19日木曜日

運河ボートは夕方に威力を発揮する

 バンコク首都圏を東西に結ぶ、センセープ運河の定期船(別名運河ボート)。水上輸送が最も威力を発揮するのは、夕方のラッシュ時です。外国人も使わない手はありません。

 プラトゥナムから公共バス[2][511]でバンランプー、カオサンに行こうとすると、途中ペッブリ通りがBTSの下をくぐってからしばらく行った、ペットプララム交差点(ラチャテーウィ区)で決まって渋滞に引っかかります。ここで雨でも来ようもんなら最悪。ペットプララム交差点を抜けるだけでも20分以上かかることもザラ。ひどいと、ラチャダムヌン通りのパンファ橋交差点(ポンプラップ区)からランルアン通りに流れてきた渋滞とつながってしまい、ペットプララムから民主記念塔まで、1~2時間かかってしまいます。

 こういう時に、プラトゥナム桟橋からパンファ橋行きの運河ボート(10Bt.)に乗るのです。プラトゥナムからパンファまで約15分。急行バスより安く、赤バスと比べてもわずかの差で、圧倒的な速さを保証します。

 また、公共バス[23]と組み合わせれば、オンヌットやバンナー方面から、BTSを使うことなく、速く安く首都圏を横断することが可能になります。例えば、オンヌットからパンファ橋まで行く場合、ラチャテーウィ駅までBTSを使って乗り換えると、40Bt.(BTS)+7Bt.(バス[2])で47Bt.かかります。ところが、バス[23]でエカマイ通りに入り、ペッブリ通りにぶつかってすぐのチャンイサラ2ビルで降りると、ビル裏手の桟橋で運河ボートが待っています。14Bt.(船)+7Bt.で片道21Bt.。BTSを使ったときの半額以下になります。
 事実、BTSがなかった1999年以前はこの方法が地元民にとって主流だったのです。BTSが開通した今でも、運河ボートと[23]の組み合わせで通勤している方はたくさんいます。

 管理者ふくちゃんも月曜日夕方の雨で、運河ボートの威力を見直した一人。自信を持って薦めます。