2007年1月20日土曜日

OMCの海外キャッシングが最強な理由

(この項、いちろ~さん/大阪府 からの投稿です)
 仕入れで毎月バンコクに来て、相当の金額を使い込むバイヤー稼業。1円でも有利にバーツに交換するため、やれ新生銀行だスーパーリッチだと研究を重ねた結果、1枚のクレジットカードに行きつきました。
 それは、流通系大手、OMCカード(東京都中央区)のクラシックカード。現時点では、海外キャッシングを使い倒すには最強と言えます。


 下準備として、以下の事を済ませておく必要があります。

1.OMCカード入会から6ヶ月以上経過していること
 (6ヶ月以下でも海外キャッシングはできるが限度額が20万円までに制限される)
2.引き落とし指定口座でインターネットバンキングを申し込んでいること
3.ネット屋でコレクトコールをかけるため携帯電話を準備していること
 (その際、ドコモ・ソフトバンクモバイルなど日本国内の会社は不可)
4.引き落とし指定口座に相当の金額を準備しておくこと
5.オペレーションセンターの電話番号と、KDDIスーパージャパンダイレクトのアクセス番号を事前に把握していること

 下準備ができたら、実際に借りてみます。ATMそのものは24時間365日動いていますので、ATMで1万バーツや2万バーツを指定して引き出します。そして、それをなるべく早く返済するため、2〜3日後に計上が上がってくるのを見計らって、当日の日本時間午後3時(タイ時間午後1時)までに着金するよう、ネット屋に駆け込むのです。
 ネット屋に着いたらインターネットバンキングにログインし、同時に携帯電話からKDDIスーパージャパンダイレクトにアクセスして、OMCカードセンターへのコレクトコールを申し込みます。コレクトコールが承認されたら、引き出した金額が円建てでいくらになるかを聞き出し、オペレータから指定されたOMCカード社名義の銀行口座宛にその金額を振り込めば、返済完了です。早期返済ですから利息も2日分ないしは3日分が日割り計算されるだけで、ほとんどかかりません。

 ここまでは他社を利用している中級者でもできる技ですが、上級者がOMCを選択しているのには、さらなる理由があります。

1.1日の利用回数と金額に制限がない
 早期返済さえ正常にできていれば、1日に何回下ろしてもOK。返済処理がなされた時点で、残高はすべてチャラになるので、自分の利用限度額を超えて引き出すのも可能です。他社には海外キャッシングを利用する際数々の制約がありますが、それも一切ありません。
2.海外キャッシング手数料がない
 PLUSやCirrusのシステム手数料(多くのカード会社では1.6%)が乗ってくるのでは意味がありません。OMCカードは、この手数料を徴収していません。
3.オペレーションセンターに国際コレクトコールができる
 オペレータが直接電話に出て、KDDIからのコレクトコール申し込みを承認しなければいけないので、拒否されてしまうと使いようがありません。
4.オペレーションセンターの営業時間が長い
 OMCは年中無休(土日・日本の祝日もOK)で日本時間午後8時(タイ時間午後6時)まで営業。万が一の場合でも、他社より2~3時間の余裕があるのは、大きなアドバンテージです。
5.オペレーションセンターの対応が親切丁寧
 電話の内容を全て録音して監視しているため、会社側も迂闊な発言はできないようになっています。

(管理者ふくちゃんから)
 ちなみにこの投稿をくれたいちろ~さんは、OMCカードに入会してから、シティバンク銀行の口座を解約してしまったそうです。