2006年12月12日火曜日

ラマ4世橋開通

 ノンタブリ県パークレット市に建設が進められていた「ラマ4世橋」が12月8日に開通し、一般車の通行が始まりました。

 パークレット市周辺でチャオプラヤ川を渡る橋は、約5km南のプラナンクラオ橋しかなく、渋滞が激しくなっていました。このため、パークレット市中心街のすぐ近くに新しい橋を架ける計画が持ち上がり、チェンワッタナ通りとカンチャナピセーク(ウエスタンアウターリング)通りを結ぶ10kmの取り付け道路とともに、2003年に着工しました。国際協力銀行(JBIC)は工費の約50%に相当する円借款を投入。日本のゼネコン2社(大成、三井住友)と地元ゼネコン「シノタイ・エンジニアリング」の共同企業体(JV)が約3年の工期で完成させました。

 パークレット市周辺に在留されている方がアユタヤ県方面の工業団地へ車通勤される場合、パークレット(チェンワッタナ通り)ITスクエア前左折(ウィパワディランシット通り)ナワナコン(32号線)アユタヤというルートを考えられると思いますが、パークレット(4世橋取り付け道路)バンブアトン(カンチャナピセーク通り)ナワナコン(32号線)アユタヤと走ればほとんど渋滞せず、快適な通勤が期待できます。