2006年10月25日水曜日

パスポート送金の方法

 日本からお金を送ってもらうのに、タイの銀行で口座を作ってそこで受け入れるか、パスポート送金にすべきかという相談がありました。最悪の場合に備え、日本からタイへのパスポート送金の方法を整理してみます。

《日本のご実家》
1.受け取る本人のパスポート番号と、パスポートに記載された名前(1文字も間違えないこと)の連絡を受ける
2.最寄の銀行(外国為替取扱店に限る)の窓口に行く

 バンコク銀行東京支店(東京・内幸町)か大阪支店(大阪・堺筋本町)、または三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の各支店に行くことになります。地銀でもOKですが担当者が慣れていない可能性があり、メガバンクを推奨します。

3.SWIFTコード(海外送金をするのに必要な銀行コード)

 バンコク銀行で受け取る場合「BKKBTHBK」
 カシコン銀行で受け取るなら「KASITHBK」

4.名義人はパスポートに記載された通りの名前を英語で。口座番号はパスポート番号で代用する。
5.手数料はバンコク銀行の場合、3,500円。三菱東京UFJ銀行では4,000円。

《自分》
1.実家から振り込んだ旨連絡を受けたら、2~3日後に銀行に行く。

バンコク銀行に振り込んだ場合:
 本店営業部(シーロムソイ4。MRTシーロム駅徒歩6分、BTSサラディン駅徒歩4分。カオサンからバス[15])
カシコン銀行に振り込んだ場合:
 本店営業部(ラットブラナ区カシコン通り、ラマ9世橋南詰。カオサンからバス[6])

 バンコク銀行東京支店から本店へは最速翌日の着金も可能だが、念のためもう1日程度の余裕を見たい。

2.バンコク銀行本店なら2階の海外送金窓口に行き、パスポート原本を提示して届いているかを確認。
3.届いていれば、所定の書類にサインをした上で、バーツ建て現金を受け取れる。その際着金手数料350Bt.が差し引かれる。

 ただし、パスポートを紛失している場合はパスポート送金もできないので、カオサン住人であれば新生銀行などのインターナショナルキャッシュカードを持っている旅行者を探してその人宛に送金してもらうか、最悪の場合は在バンコク日本大使館の銀行口座を使う必要がある。
 日本大使館の口座を使う場合は領事部(アソークディンデン通りサーミットタワー低層棟9階)で紛失届出書とツーリストポリスセンター発行の調書を提出する際に説明を受け、それに従う。