2006年9月11日月曜日

パンガン島へ最速ディーゼルラーン

(この項、ラッキーさん/兵庫県 からの投稿です)

 9月7日にパンガン島のハドリンビーチで開催されたフルムーンパーティに行ってきたのですが、行こうと思い立ったのが前日の夕方。当然、ツーリストバスは出てしまった後で、タオ島経由の高速船も満席確実。選択肢はないのかとふくちゃんに聞いてみました。

 すると、「22時50分ファランポーン駅発の列車がある」との回答。玉砕覚悟で22時過ぎにファランポーン駅へ急行してみました。なんと、空席があった!! 翌朝8時にスラタニ駅に到着。ちょっとしたドタバタはあったものの、昼過ぎにはドンサク港に移動してパンガン島行きの定期船に乗船できました。
 当日は部分月食と重なり、翌朝一番の船でタイ本土に戻ったものの、最高に楽しめました。

(管理者ふくちゃんから)

 ラッキーさんとお友達が乗ったのは、バンコク・ファランポーン駅を夜遅くに出るヤラー行きディーゼルラーン「SP.DRC39/41」です。鉄道庁の公式時刻によりますと

ファランポーン22:50→2:04ホアヒン2:07→5:42チュンポン5:52→8:01スラタニ8:10→12:11ハジャイ12:28→ヤラー14:07

とあり、バンコク~スラタニ間をわずか9時間で結ぶ最速列車となっています。

 ディーゼルラーンは2等座席しかなく、運賃もちょっと高い(バンコク~スラタニで578Bt.)のですが、その分座席には余裕があり、ラッキーさんのように発車1時間前に思い立っても、8割方座席を確保することができます。
 フルムーンパーティ直前(特に前日、前々日)にはツーリストバスが非常に混雑し、あふれた旅行者がロンプラヤ、シートランなど高速船会社が用意するチュンポン行きの接続バスやドンサク港、スラタニ行きの公共特急バスに流れます。どれも満席になると出発を断念せざるを得なくなる人もいるとか。そのような方にとっての最後の選択肢として、重宝しそうです。