2006年5月23日火曜日

南シナ海の真珠、プルンティアン島へ行く

(この項、奈緒さん/神奈川県 からの投稿です)
 マレーシアのコタバルに1ヶ月沈没していた私。ある日、友人の誘いでコタバルからも近いトレンガヌ州の沖に浮かぶ離島「プルンティアン島」に行く機会を得ました。

《行き方》
 コタバルから、最寄の港があるクアラベスットまでは、公共バスが1日5本あります(所要2時間半、5.7RM)。が、タクシーのほうが速く、45分で着きます。その代わり、20RM(非冷房車)~45RM(エアコンつき)かかってしまいます。
 クアラベスットからプルンティアン島へは、スピードボートが1日6便、所要40分。7:00、9:30、10:30、13:30、16:00、17:00の出発となっています。ただし、往復分を購入しないといけません(60RM)。

 また、島での滞在に必要な現金は事前に、できればコタバルか州都クアラトレンガヌ、最悪でもクアラベスットで確保するようにしてください。プルンティアン島には銀行がなく、雑貨屋「カマモトショップ」で両替ができますがレートは相当悪いと思われます。さらに、インターネットカフェは1時間20RMもするためほとんど利用者がいません。

《島は2つある》
 プルンティアン島と単に言いましても、実際には2つの島からなり、Small Island(マレー語ではプルンティアン・ケシル。別名バックパッカーアイランド)とBig Island(マレー語でプルンティアン・ブサール)に分かれています。クアラベスットからの船は、Small Islandに到着し、そこからBig Islandへはタクシーボート(10RM)に乗り換えないといけません。

《どこの宿に泊まるべきか》
 私的には、Big IslandにあるABC Chaletがおすすめ。明るい雰囲気に加えて、目の前が砂浜(!)という便利さが気に入りました。ツインで1泊40RM(ローシーズン)~50RM(ハイシーズン)。
 Smal Island、ロングビーチの一番端にある「Moonlight Chalet」は立地条件もあって静かで落ち着ける感じがしました。
 ロングビーチの反対側のCoral Bayに出ると、ツーリストやお店が少なく、かなり静かでいいです。長期滞在者が非常に多く、まさに「海をひ・と・り・占・め!」という気分になれますが、それが退屈に感じる人もいます。
 同じSmall Islandにある「D'Lagoon Chalet」は安くて評判がいいようですが、ここは1件だけ孤立しており、ちょっと不便かもしれません。

《マリンスポーツするなら》
 ちなみに、海の透明度はSmall Islandのロングビーチが一番。ダイビング目当てで来るならロングビーチ周辺の宿を狙ったほうがいいかもしれません。
 シュノケーリングに必要なマスクはゲストハウスでレンタルしています(1日5RM)。
 ウミガメやサンゴ、サメを見に行くツアーもあるそうです。ゲストハウスのフロントに申し込んでください。