PeX、Gポイントのどちらも、ユナイテッド航空(UA=UAL アメリカ・シカゴ、NASDAQ上場)の『マイレージプラス』と、デルタ航空(DL=DAL アメリカ・アトランタ、NYSE上場)の『スカイマイル』の2つのマイレージプログラムに交換することができましたが、8月30日(金)12時までの受付分をもって終了することになりました。さらに、両社マイレージ会員向けの通販モールサイト『スカイマイルショッピング』『マイレージプラスモール』も業務委託先の楽天(東京都世田谷区、東証1部上場)が同じく8月30日12時をもって運営を終了すると発表しています。
Gポイントからスカイマイルへの交換サービスは、旧ノースウエスト航空(NW=NWA)時代から存在しており、スカイマイルショッピングも、旧ノースウエストが楽天と共同で『ワールドパークスマイルモール』の名前で立ち上げたのを、合併によってデルタが引き継いだもので。都合20年近くに渡って親しまれてきました。この度、楽天が自社の『楽天Rebates(リーベイツ)』に資源を集中するため撤退を決めたとみられ、マイレージプラス共々後継の委託先が見つからなかったとして、終了することになりました。

デルタ・UAともに、マイルの有効期限は最後に変動があった時から18ヶ月間です。つまり、8月中に申請をして移行が出来るか、両モール経由で買い物をするなどして変動があれば、最高で2021年2月までマイルの有効期限を延長できますが、9月以降は基本的に搭乗ないしは航空券購入か、提携クレジットカードの利用でマイルを獲得しない限り、マイルの有効期限を延長できなくなってしまいます。