
新たに開業する区間は、シンガポール島内の一番西に当たるトゥアス工業区と呼ばれる一角。電車は東西線の既開通区間と同様、ラッシュ時4ないしは5分間隔、日中8~10分間隔で運転され、シティホール駅(EW13/NS25)まで30分、チャンギ空港駅(CG2)へはタナメラ駅(EW4)乗り換えで約1時間で結ばれます。
終点のトゥアスリンク駅は、マレーシア国境への高速道路橋『トゥアスセカンドリンク』のシンガポール側検問所に近く、開通から20年を経るにもかかわらずバックパッカーにはあまり縁のなかったセカンドリンク経由での往来が、ようやく身近になります。
検問所からのバスは、コーズウェイリンク(マレーシア・ジョホールバル)の[CW3][CW6]を利用することができます。このうち、[CW3]は延長区間のずっと手前のジュロンイースト駅(EW24/NS1)発着ですが、開通後はトゥアスチェックポイント(国境検問所)で降りてトゥアスリンク駅まで歩いて行けば、始発から必ず座れるので楽に移動できます。マレーシア側にあるレゴランドマレーシアなどの商業施設へ向けたシンガポール側からのアクセスも改善が期待されます。