
VISAやJCBのマークが入ったデビットカード・プリペイドカードには、高度なセキュリティを必要とするオンライン決済に使えないものがあります。例えば、LINE Payカード(運営会社:LINE Pay、東京都渋谷区)はJCBの国内・海外加盟店のほとんどで利用できるものの、オンライン認証サービス『J/Secure』には対応しておらず、J/Secureのパスワードを要求される航空会社など一部サイトでは使えません。
住信SBIのデビットカードは、カードの裏にあるセキュリティコードを入力させる従来の方式に加えて、VJAグループのクレジットカードで既におなじみの『VISA認証サービス』にも対応し、それらのサイトでも即時決済できるようにしました。口座開設後、最初のログインで設定する暗証番号、Webとモバイルのパスワードの他に、VISA認証サービス用のパスワードを設定することで、使えるようになります。
実証として、Scoot(TZ=SCO)のサイトから航空券の購入をしてみました。ここは、セキュリティコードとVISA認証サービスの両方を求められますが、クレジットカードと同様に番号と有効期限、セキュリティコードを入力すると、VISA認証サービスの画面が出てきます。ここで事前に設定した認証用パスワードを入力すれば、普通預金から購入代金が引き落とされて無事に決済完了します。
外こもりすとが日本で事前に作っていくカードとして、有力な選択肢の一つですが、万が一に備えて、通常のクレジットカードも用意してください。同じSBIグループの『SBIカード』は、住信SBIの口座開設と同時に申し込みができます。