「ホテルとして建て替えるが安宿の形で継続する保証はない」
と述べていましたが、この会社が退去しなければ、建て替え自体着手できなかったという訳です。この程ようやく退去交渉がまとまり、解体工事を始められることになりました。
建物の外壁を覆うように、日本の解体現場でも見られるグリーンシートがかけられ、2階の屋根のあたりに足場が組まれました。構内はタイ人解体工が何人も行き来しており、作業が急ピッチで進められていることが覗えます。
早ければ年末には更地になるとみられ、バンコクの古き良き時代を今に伝えてきた建物が姿を消します。