
今回は、現在8つあるBMTAの管区営業所を2つずつまとめた合計4つのブロックを作り、ブロックごとのイメージカラーの頭文字の後に数字をつけるという、全く新しい体系にしようとしました。各管区ごとのイメージカラーは、次の通り。
G(緑:Green)=1管区(バンケン区)、2管区(ミンブリ区)
R(赤:Red)=3管区(サムットプラカン市)、4管区(クロントイ区)
Y(黄色:Yellow)=5管区(バンクンティエン区)、6管区(パシチャルン区)
B(青:Blue)=7管区(バンスー区)、8管区(カンナヤオ区)
そのモデル路線として選ばれた[54](ホイクワン団地~サイアム循環、8管区モーチット2支所所管)では、赤バスの前面をイメージカラーのブルーに塗り替え、新体系の番号[B44]と、従来の「สาย54」を併記した車両が投入されました。しかし、乗客の間からはสาย路線の時代から長年慣れ親しんだ[54]がなくなるなどとして激しい不評を買い、BMTAやマスコミなどに苦情が殺到しました。このため、BMTAでは9月15日付ニュースリリースで
「系統番号変更計画を一旦中止する。今後2年かけて練り直す」
と発表、計画は頓挫する形となってしまいました。